コンクリート舗装
2008年04月14日/ 4、敷地の造成


坂の角度は約17度。少し急な勾配だ。
舗装は、アスファルトが安いそうだけど、急勾配では使えない。トラック等が走ると、掘れてしまうそうだ。
なので、今回はコンクリート舗装。
砕石を押し固めて、6ミリのメッシュを敷いて、このメッシュを少し浮かせた状態でコンクリートを流し込む。
コンクリートは熱で膨張・収縮するので、10mおきにゴムの目地を挟む必要があるそうだ。
今回、流し込んだコンクリートは、スランプ8という、堅めのもの。約13リューベ(m3)使用。
通常の建築現場ではスランプ18~というからかなり堅い。トンブロックに流した物も、スランプ18だそうだ。
ちなみに、スランプとは高さ30センチのバケツを逆さまにしたような容器にコンクリートを入れて、その容器を持ち上げて抜き取った後に崩れる高さが何センチか? という方法。
コンクリートは固めを使う方が、強度の高い物ができる傾向がある。ただ、柔らかくても、いろいろな添加物で強度は保てるようだ。
今日の作業も見れなかったけど、作業が大変なので、職人さんは10人くらい来るとか言っていた。
ぜんぜん話は違うけど、子供の頃、固まる前のコンクリートがあると、必ず足跡を付けて遊んだ覚えがある。こうやって考えると悪いことしたなぁ。
でも、まさか自分が道路を造る事になるとは思いもしなかった。明日、足跡が無いことを祈ろう。

Posted by IGU at 01:01