やんばる移住

2008年04月20日/ 1、プロローグ

 沖縄に最初に来てから17年。そのうち10年は中部のとある会社に勤めていた。
 海外にいくつもブランチを持つ、少しは有名な県内企業だ。

 業務内容はここでは言わないけど、世の中のためになる仕事。
 とても楽しかったけど、10年目のある日、社内で希望退職が募られた。まとまった退職金 + 独立支援付きだ。
 そろそろ、旅人に戻っても、いい頃かもしれない。

 その会社に勤める前は、5年ほど旅をしていた。夏は北海道、そして冬は沖縄。
 春はアジアの国々…。サイババにも会ったし、アガスティアの葉も見に行った。

やんばる移住 国内での移動は自作のキャンピングカー。
 10万円でベッドやシンク、戸棚などの内装を造って、自分で改造車検を通したハイエース。
 漁協や製糖工場、農家などに住み込んで、お金を貯めては国内外を旅する。当時キャンパーと呼ばれた長期ツーリングライダーたちが仲間だ。


 当時の八重山は良かったけど。でも、今はやんばるかなぁ。 

 友達のお父さんが不動産屋をやっていたので、ツテを頼って本部町のアパートに引っ越した。今から2年ほど前だ。
 そこのホームページを作ってあげながら思ったんだけど、本部町って立地がすごくいい。

 病院も学校もあるし、24時間スーパーもある。季節毎にいろんなイベントが絶えないし、活力がありながら懐かしいやんばるでありつづけている。もっともっと、注目されていい場所だと思う。石垣みたいになって欲しくはないけど…。


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Posted by IGU at 22:35